J1定着を目指す!道民の応援を受ける北海道コンサドーレ札幌

北海道にもJリーグのクラブは存在しており、現在では北海道全域で活動するようになっているクラブで、「北海道コンサドーレ札幌」があります。

1935年に創部された東芝堀川町サッカー部が前身で、1996年に北海道に移転しJリーグ準会員に承認され、1998年にJリーグに加盟しました。

ホームタウンは「札幌市を中心とする北海道」で、ホームスタジアムとして札幌ドームでホームの試合を行っています。

チーム名の「コンサドーレ」は、北海道民を表す言葉「道産子」を逆さ読みしたものに、ラテン語の響き「オーレ」を組み合わせたもので、公募によって決められました。

当初は「コンサドーレ札幌」という名称でしたが、2016年に創立20周年を記念して、ホームタウンを札幌市のみだったものを北海道全域に拡大したことで、現在の名称になりました。

1935年に創部された東芝サッカー部を母体に設立され、1996年からJFLに参加し、Jリーグへの参加を目指して取り組んできました。

1997年のJFLでの成績が良かったため、Jリーグの正会員として承認され、翌年からJリーグでプレーすることが認められました。

1998年からJリーグでプレーするも、序盤から低迷が続き、翌年から2部制に移行することもあり、その後のJ1参入決定戦で敗北し、Jリーグ史上初のJ2降格クラブになりました。

1999年からJ2で再スタートを切り、1年でJ1昇格することを目標に取り組みましたが、昇格争いに入ることができず、1年で昇格できませんでした。

2000年になると、J2を戦うための戦術を生かすことができ、好調を維持したままJ2で優勝することができ、J1昇格を果たしました。

2001年からはJ1でプレーすることになり、昇格初年度のシーズンは残留することができましたが、翌年に成績が低迷し、再びJ2降格になりました。

2003年からは再び1年でJ1復帰を目標に取り組むも、昇格争いに入ることができず、翌年に至ってはJ2で最下位という結果に終わりました。

上位になりながらも昇格ができない時期が続きましたが、2007年には順調に勝利を積み重ねることができ、J1昇格を果たし、後日J2優勝も果たしました。

2008年にJ1に上がったときは、残留を目指して取り組みますが、前半から低迷し、その後も低迷が続いたことで、1年でJ2降格になりました。

2009年からJ2でプレーしますが、勝ちきれない試合が多かったため、すぐに昇格できずにいましたが、2011年にようやく昇格を決めました。

2012年はJ1で定着を目指しますが、この時も低迷が続き、1年で降格することになり、翌年からまたJ2でプレーすることになりました。

このときも長く苦しい戦いが続きましたが、2016年になると好調が続くようになり、この年のJ2で優勝し、J1昇格を決めました。

2017年現在はJ1ですが、今後もJ1に定着できるようなクラブにつくっていくことを目標に、これからも取り組んでいくことでしょう。