関西を代表するクラブ!国内3冠も達成したガンバ大阪

関西には現在4つのJリーグクラブがあり、その中でも特に様々なタイトルを獲得し、実績が充分にある「ガンバ大阪」というクラブがあります。

ホームタウンは大阪府吹田市・茨木市・高槻市・豊中市・池田市・摂津市・箕面市の北摂地域で、ホームスタジアムは市立吹田スタジアムです。

1980年に創部された松下電器産業サッカー部が前身で、1993年に発足したJリーグには当初から加盟しており、オリジナル10の1つでもあります。

2005年に初タイトルとなるJ1での優勝を果たし、以降は2008年にAFCチャンピオンズリーグ優勝、2014年には1シーズンで国内三冠(J1優勝・Jリーグカップ優勝・天皇杯優勝)を達成しました。

これまでに獲得したタイトルの数は、Jリーグ加盟クラブの中では2位、近畿地方より西側のクラブの中では1位となっています。

ホームタウンは2011年まで吹田市のみでしたが、周辺地域の支援活動もあり、現在のホームタウンは北摂地域の都市が指定されています。

クラブ名の「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にもかかっており、「チーム一丸となって勝利を目指してガンバるチーム」などの意味も込められています。

運営会社は松下電器産業(現在のパナソニック)が全額出資で設立したもので、現在は関西電力・大阪ガス・JR西日本も出資しています。

前身の松下電器産業サッカー部は1980年に創部され、1984年にJSL2部昇格、1986年にJSL1部昇格を果たし、1990年には天皇杯で優勝しています。

1992年にクラブ名を「パナソニックガンバ大阪」に変更し、近畿地方では当時唯一のJリーグクラブとして、オリジナル10の一員になりました。

1993年のリーグ開幕以降は、成績に関しては低迷しているといえる状況で、成績不振に悩まされることが多かった時期です。

リーグ戦では低迷があったものの、合わせて行われるJリーグカップや天皇杯では、トーナメントの上位に進出することがありました。

2002年からは、前柏レイソル監督の西野朗がガンバの監督に就任し、この年のシーズンはクラブ史上最高の年間3位になりました。

以降はリーグ戦で上位に入るようになり、西野体制でガンバは強いチームへと変わっていくようになり、存在感を大きく示していきます。

そして2005年には、クラブ初となるJリーグ優勝を果たし、これは関西のチームとしても初めてとなる記録になりました。

しばらくは成績で上位になることが続きましたが、2012年の体制変更からは低迷するようになり、クラブ初のJ2降格になりました。

2013年のJ2ではチームの立て直しが進み、1年でJ1復帰を果たし、翌年のシーズンでは昇格1年目にして国内三冠を達成しました。

これまでのタイトルは、J1優勝2回、天皇j杯優勝4回、リーグカップ2回と国内ではかなりの実力を発揮しており、また海外では2008年にAFCチャンピオンズリーグで優勝を果たしています。